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本来人間が食べる量はもっと少なくて良い。
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現代人は食べ過ぎ?
現代になって、生活が豊かになり、多くの人が食べ物に困らなくなりました。そこで、食事を楽しみ、ついつい食べ過ぎてしまいます。しかし、本来人間はそこまで食べ物が豊富に与えられていたわけではなく、人間の体というのは、空腹に耐えることができるようにできているのです。つまり、毎日たくさんの食事をできるということは、本来の人間の体には合っていないのです。
食べ過ぎるとなぜ良くないのか?
人間は食べ物からエネルギーをもらい、体を動かしたり考えたりします。その第一のエネルギー源であるぶどう糖は、たとえ空腹でも満腹でも、ほぼ血液中の量は一定に保たれています。それは、インスリンが血液中のぶどう糖を一定に保ってくれるからです。
インスリンはすい臓から出ます。すい臓の働きが弱ると、血液の中の糖が増えてしまうのです。それが、あの悪名高い「糖尿病」です。
インスリンが一生のうちに出る量というのはだいたい決まっていて、若いうちに甘いものを食べ過ぎて、インスリンをたくさん使ってしまうと、年をとってから、あまり、または全く出なくなってしまいます。糖尿病が、よほど症状の軽いうちに発見されないかぎり、一生つきあわなくてはいけない病気というのは、このためです。
日本人は糖尿病になりやすい
これは私達には非常にバッドニュースです。日本人は欧米人に比べると、インスリンの量が少ないのです。つまり、それは欧米人と同じ物を食べても、日本人の方が糖尿病になる確率が高いということです。
なぜなら、欧米人はもともと狩猟民族で、コレステロールの高いものを食べていました。しかし、太ってしまうとインスリンの働きが悪くなります。それに対抗するために、すい臓も強くなります。このように何千年も前にさかのぼる環境の違いから、インスリンの量が変わってきたのです。
アメリカでは炭酸飲料と大量に買い込んだりしていますが、それでもインスリンの量が多いので、まだなんとかなりますが、日本人が同じような食生活をしたら、大変なことになってしまうのです。
糖尿病になったら?
自分でインスリンを毎日注射しなくてはいけません。それによってすい臓を休ませて回復を待ちます。
毎日1日4回等注射することによって、指を痛めてしまう場合もあるので、注射もばかにできません。
糖尿病になると、失明、腎病、心筋梗塞、脳梗塞等の合併症を引き起こし易くなります。血液の中の糖が増えて血がドロドロになることによって、すみずみまで血が行き渡らなくなるからです。
それを防ぐには、野菜を多くとり、バランスの良い物を食べ、そして食べ過ぎないことです。
又、こちらの「痩せる方法 デトックス」で体に毒素がたまっていないかチェックすることができます。。
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参考文献:お米ご飯食データベース、糖尿病教室・インスリン
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